在庫移動指示データ作成
機能概要
店舗在庫の補充自動化のための機能です。
店舗で販売された商品や在庫不足となった商品に対して、倉庫マスタに設定の移動元倉庫から店舗へ在庫を補充するための在庫移動指示データを作成します。
作成したデータは在庫移動指示一覧画面で確認できます。
事前準備
倉庫マスタの整備
各店舗に補充の際の出荷倉庫を登録します。
この設定によって、売上数による補充が可能となります。
在庫基準値マスタ ※在庫基準による補充を行う場合
売上数だけでなく、在庫基準による補充も行う場合は在庫基準マスタを設定ください。
補充する条件を設定します。
倉庫コードと商品コード毎に条件を登録してください。
移動元倉庫:倉庫マスタに登録されている移動元コードより優先されます。
この項目を使用することで商品別に補充する際に出荷する倉庫が指定できます。
補充データを作成する
メニューより、在庫管理
> 在庫移動指示データ作成
→在庫移動指示データ作成画面が開きます。
検索条件を指定して、検索
ボタンをクリックすると
在庫基準値マスタに基づき、作成可能な移動指示データの一覧が表示されます。
補充数の算出方法
1.在庫基準値マスタが登録されている場合
(引当可能数+移動入庫予定数+発注残数) < 最低在庫数の場合、上限在庫数まで補充する
補充数 = 上限在庫数 - (引当可能数+移動入庫予定数+発注残数)
(引当可能数+移動入庫予定数+発注残数) >= 最低在庫数の場合、補充数は0個
2.在庫基準値マスタが登録されていない場合
入庫予定数以外の売上数を補充する
補充数 = 売上数 ー (移動入庫予定数+発注残数)
※補充後出荷可能数がマイナスになる商品は補充データを作成しない。
各項目の説明
引当可能数:在庫表の引当可能数
移動入庫予定数:在庫移動明細表の移動先の未消込数
発注残数:在庫表の発注残数
売上数:指定した期間の売上数
最低在庫数:在庫基準値マスタ(移動先倉庫と商品)
上限在庫数:在庫基準値マスタ(移動先倉庫と商品)